生活情報マガジン fit 10月号掲載
■補聴器の使用を考えるとき■
   
 耳の聞こえが不自由になると、補聴器の使用を考えると思います。
 そんなときに読んでください。


 1)補聴器を使うと聞こえるようになるのですか?
  
補聴器というのは、簡単に言うと、マイクロフォンとスピーカーを合体させて、
 耳にはいるように、小さくしたようなものです。
 聞こえそのものをよくするのではなくて、外からはいる音を増幅して、
 耳の中に伝える役割をはたします。

  あくまでも、聞こえを治すのではなくて、音を聞く手助けをするものなのです。
 ですから、まわりの雑音が多い、また、話をする相手との距離が離れているとき、
 などのような状態では、あまり聞こえにくいこともあります。



 2)使用していた人の話を聞くと雑音が気になって
                  やめてしまったという人がいるのですか?

  
確かに、聞きたくないような雑音も、増幅させてしまうようなこともありますし、
 耳の穴の耳栓が、あっていないと、ハウリングといって、外から聞こえるような、
 ピーピー響くような音がすることもあります。
 
  最近では、耳にぴったりと合った耳栓を作ることで、ハウリングを抑えることができますし、
 デジタル補聴器の出現によって、聞きたくない高さの音を、
 できるだけ押さえることも、できるようになっています。



 3)補聴器購入に耳鼻科受診が必要ですか?
  
難聴の程度によっては、身体障害に該当する場合もあります。
 このようなときは、役所に申請すると、補聴器の購入に補助が
 つくこともありますが、 その場合、耳鼻科の受診が必要になります。
 また、実際に耳鼻科でみてもらうと、鼓膜が破れているなど、
 治療によって、改善するような難聴が見つかることもあります。
 
  最近では、補聴器適合検査の施設基準というのができました。
 この基準を満たすには、補聴器適合判定医の資格を持った医師がいること、
 必要な設備がそろっていることが必要です。
 北海道では当院が11番目、十勝では初めての施設になっています。
 

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