今年も7月になり1年の折り返しになりました。十勝では6月中多雨で、うっとうしい日が続いていました。やはりこういうときはめまいの患者さんが多いように感じます。
6月のキッズルームを紹介します。十勝では、秋出はなくて6月に小中学校の運動会を行います。
晴れた日におと吉を散歩させていたところハクセキレイがやってきました。昨年はクリニックの松の木にヒヨドリが巣を作っていましたが今年は長雨のせいかやってきませんでした。少し寂しく感じます。そういえばカッコーのなく声もきいていないような。
さて、7月といえばヤマベの解禁です。本州ではヤマメといいますね。札内川の上流に戸蔦別川という川があります。
今西錦司氏の著作である「イワナとヤマメ」のなかでこの川のことが出てきます。昭和30年代のころに戸蔦別川に釣りに来て、足に当たるくらいヤマベがいたそうです。今は砂防ダムが並んで魚はいないようです。その一番下の砂防ダムが拓成湖です。砂防ダムは土砂の流出を止めますが結局は土砂が堆積して滝になってしまいます。土砂が海に流れないと砂浜もやせていくんですね。この十勝でもニジマスやヤマベを放流しなければならない状況が本当に残念です。
残念といえば、最近「沈みゆく大国アメリカ<逃げ切れ!日本の医療>」を読みました。アメリカの医療制度の悲惨さと、規制緩和の名のもとに日本の医療制度もアメリカ化して誰もが高度な医療を受けることができなくなる恐れがあるということです。現在高額医療制度のため、医療費がいくら高額になっても所得によって金額は異なりますが一定額以上は還付されることになっています。もしあなたが生命保険に加入していれば手術給付金や入院給付金も出る可能性がありますのでさらに負担が減ることになります。このシステムが壊されようとしているという内容でした。是非ご一読ください。